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開発者の声

ごあいさつ

昔は、「ペット」とという言葉に違和感を感じる人は少なかったのですが、最近は、一緒に暮らす「家族」という意識の方が多くなっていると思います。
それを表すようにコンパニオンアニマル(伴侶動物)と呼ばれるようになりました。犬や猫だけではなく、ウサギもまさしく、家族となっています。
このページをご覧頂いている皆様も、きっとウサギをコンパニオンアニマルとして一緒に暮らしているのではないでしょうか。
この様な意識の変化にともない近年、犬猫フードも単に空腹を満たし、生きられるフードから健康を気遣い、予防栄養学的なコンセプトの商品が多くなり、
飼育者の「健康に長生きしてほしい」という願いに応える開発が進められています。
ウサギと暮らす皆様も例外ではないはずです。
そこでわたしたちが第一に考えたのは、「本当にウサギが健康になれるフードづくり」ということでした。

開発コンセプト

ウサギは完全な草食動物で、その体も草を食べるための構造をしています。口内の構造は特殊で前歯(切歯)で草を噛み切り、奥歯(臼歯)で、すり潰すことで
28本の歯(常生歯:一生伸び続ける)を磨耗させています。
特に重要なのが臼歯で、適切な食餌管理によって適度な磨耗をさせることによって、過長を防ぎ臼歯の過長に伴い起こりえる切歯の過長も予防できるのです。
その適切な食餌とは、乾草などの長い繊維です。
ウサギが、噛み切り、しっかり咀嚼(噛み砕き)しなければ飲み込めない草(乾草チモシー)を食餌の中心にすることが理想、ということになります。
わたしたちはウサギの主食は乾草(チモシー)であり、ペレットはあくまでその栄養を補い、健康面をサポートできるものであること、と考えました。
ウサギの病気で「不正咬合」というものを聞いたことのある方も多いと思います。これは咬み合せが悪くなり伸び続けた歯が口内を傷つけたり、食べることが
出来なくなる病気。
遺伝や外傷が原因のケースもありますが、ペレットや軟らかい物だけを与え続けた結果起きることもあります。ウサギの食生活は、本来のウサギの習性に合わせる
必要があります。
今回開発したペレットフードは、ウサギ飼育の最新情報を元に、乾草チモシーを主食として与えた時に栄養バランスが最適となるように成分設計し、
歯に負担をかけない様に硬さにもこだわりました。免疫力をサポートする機能があるヌクレオチドという成分が体内で利用されやすいように配合したことも大きな特徴です。
開発に際しては、国内臨床獣医師により、その利用性、嗜好性、有効性について評価も受け、確かな製品となりました。
是非、ウサギの健康を考えたラビットプレミアムシリーズであなたのウサギを体の中から健康に育て上げてください。

ラビットプレミアムシリーズ開発担当 技術開発部 曽根朋子

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