鯵のそぼろ
調理時間 20分
お刺身用の鯵を使った、かんたんメニューです。鯵は、胃の冷えを取って胃腸の働きを高めてくれるので、食欲がない時にもおすすめしたい食材です。今回は、鯵を、猫さんにも食べやすい食べやすいそぼろにしました。
<材料>(1食分)
鯵 | 75g | |
干ししいたけ | 1枚 | |
ちんげんさい | 1枚 | |
にんじん | 5g | |
かぼちゃ | 5g | |
絹さや | 1枚 | |
水 | 100cc |
<レシピ提供>
<作り方>
干ししいたけを100ccの水で戻しておく。
※戻し汁はとっておく。
鯵を食べやすい大きさに切る。
干ししいたけ、ちんげんさい、にんじん、かぼちゃ、絹さやをそれぞれ、細切りにする。
お鍋に1.の戻し汁を入れ、沸騰したら、干ししいたけ、鯵を加え、鯵をほぐしながら煮詰める。
ある程度、火が通ったら、ちんげんさいを加えて、さらに煮詰める。
にんじん、かぼちゃ、絹さやを湯どおしする。
5.と6.を混ぜ合わせてできあがり。
<栄養ポイント>
<鯵>
たんぱく質や、不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)の他、ビタミンB群、カリウムやカルシウム等のミネラル類も豊富に含んでいます。
DHAは、脳の働きを高めて神経組織を活性化し、老化を防止してくれます。
また、血液中の善玉コレステロールを増やす働きもあります。
EPAは、血液の流れをスムーズにしてくれるため、血管障害や動脈硬化の予防にも有効です。
<しいたけ>
気や血の流れを良くし、胃腸を元気にする働きがあります。
コレステロールを減らすエリタデニンなど、他の食物ではとりにくい栄養素が豊富に含まれています。
<にんじん>
にんじんに含まれるレチノールは、粘膜を健康に保ち、病原体の侵入を防いでくれます。
消化器系の働きも助けてくれるため、食欲不振、下痢、便秘の改善にも効果が期待できます。
<かぼちゃ>
βカロテンをはじめ、活性酸素を除去してくれる坑酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンCは、βカロテンと一緒に発がん物質の合成を防ぐために働いてくれます。
また、ビタミンEは、血液をサラサラにして生活習慣病を予防します。
<絹さや>
ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいます。
体の中の湿気を取ってくれるため、むくみの解消に期待できるだけでなく、下痢の改善にも有効です。