新じゃがの鶏そぼろあんかけ
調理時間 20分
ほくほく新じゃが、おいしいですよね。今回は、簡単すぎてごめんなさい、のカンタンレシピです。春に養生したい「肝」に働きかけてくれるアスパラガスとにんじんも使用。新じゃがのおいしさを満喫できて、春の養生ができるごはんです。
<材料>(1食分)
鶏むね肉(皮をのぞく) | 65g | |
新じゃが | 1/2個 | |
にんじん | 10g | |
アスパラガス | 1本 | |
ごま油 | 適宜 | |
水溶き片栗粉 | 適宜 |
<レシピ提供>
<作り方>
じゃがいもは皮をむき、水にさらしておく。
にんじんの皮をむき、食べやすい大きさに切る。
アスパラガスは根本の固い部分の茎をむいたあと、ハカマを取り除き、2~3mmの小口切りにする。
じゃがいも、にんじんを、ひたひたになる程度の水を入れて茹でる。
じゃがいも、にんじんに、ある程度火が通ったところにアスパラガスを加えて、さらに茹でる。
すべてに火が通ったら、ざるにあけ、粗熱をとっておく。
※茹で汁は取っておいてください。
鶏むね肉を包丁でたたいてミンチ状にし、ごま油で炒め、火が通ったら2.のゆで汁を加え、ひと煮立ちさせる。
※ゆで汁が足りない時は水を加えてください。
鶏肉が隠れる程度が目安です。
3.に水溶き片栗粉を加え、お好みのとろみをつける。
2.を器に盛り、4.をかけて、できあがり。
<栄養ポイント>
<鶏肉>
必須アミノ酸のバランスがよく、特にメチオニンが豊富です。
メチオニンは、肝臓の解毒に加え、肝臓に脂肪がたまるのを予防してくれる働きがあります。
また、ナイアシンが多いのも特徴で、疲労回復や、血流を促す等の効果も期待できます。
血と気を補う食材とされています。
<じゃがいも>
じゃがいもには、みかんに匹敵するほどのビタミンCが含まれています。
じゃがいものビタミンCは、でんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。
脾と胃の働きを高めてくれる作用もあります。
<にんじん>
血を養うだけでなく、「肝」の働きを正常にしてくれます。
消化器系の働きも助けてくれるため、食欲不振、下痢、便秘の改善にも効果が期待できます。
豊富に含まれるレチノールは、粘膜を健康に保ち、病原体の侵入を防いでくれます。
<アスパラガス>
豊富に含まれるアスパラギン酸は新陳代謝を促し、疲労回復や筋肉の消耗を助けてくれる働きがあります。
また、春に整えたい「肝」を養ってくれます。