春キャベツとアサリの巣ごもり卵スープ
調理時間 10分
甘く柔らかい春キャベツをアサリとスープにしました。殻付きがお薦めですが缶詰めのアサリでも美味しくできますよ♪薬膳では、春は「肝」の働きを高めて解毒を促したい季節です。キャベツとアサリは、美味しく食べてデトックスする、健康に過ごすための組み合わせです。(体重4kgの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
<材料>(1食分)
春キャベツ | 50g | |
アサリ(殻付き) | 10粒 | |
卵 | 1個 | |
ニンジン | 薄切り1枚 | |
ニンニク | 1/4片 | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
水 | 180ml |
<レシピ提供>
<作り方>
アサリは砂抜きし、ニンニクはみじん切りにする。
小鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて中火で炒め、ニンニクの香りが出てきたらアサリと水を入れてフタをし、アサリが開くのを待つ。
アサリの口が開いたら、いったん鍋から取り出し、殻をはずしておく。
小鍋に、ざく切りにしたキャベツと、千切りしたニンジンを入れ、フタをして煮る。
キャベツが柔らかくなったら鍋の中心を空けて卵を割り入れる。
3.のアサリを戻して蓋をして、1分半~2分程度加熱して出来上がりです。
<栄養ポイント>
春キャベツは柔らかくて甘みが強いのが特徴です。
キャベツには多くのビタミンが含まれていますが、キャベツに特有なのがビタミンUとビタミンKです。
ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれ、傷ついた胃粘膜の新陳代謝を活発にして修復する作用があり、胃炎や十二指腸潰瘍などの改善に役立つと言われています。
またビタミンKは丈夫な骨つくりに欠かせない栄養素です。
体の余分な熱を取り除いて、余分な水分を排出し、さらに食欲を増進する作用もあるため、疲れやすい時にもお薦めです。
アサリはビタミンやミネラルが豊富で、滋養強壮効果が高く、体力の増強に効果があると言われています。
鉄や造血作用のあるビタミンB12を豊富に含むことから、貧血の改善にも役立つとされています。
アサリの殻は生薬として使われています。
殻付きで調理することで、体の余分な熱を冷まし、むくみや消化不良を解消する効果が期待できます。