ほうれん草とささみのたまご炒め
調理時間 15分
寒さに耐えたほうれん草は、甘みが増しておいしいと言われます。私の住む仙台では、寒さを乗りこえた甘みたっぷりのほうれん草が並んでいて、うきうきします。個人的にほうれん草とたまごの組み合わせが大好き。今回は多くの猫さんが好むささみとあわせた炒め物です。ほうれん草に、ささみのおいしさがからんで、猫さんも大喜びのメニューです。
<材料>(1食分)
ささみ | 40g | |
ほうれん草 | 20g | |
たまご | 1個 | |
しめじ | 10g | |
しらす | 5g | |
オリーブオイル | 適宜 |
<レシピ提供>
<作り方>
ささみを、食べやすい大きさのそぎ切りにする。
しめじ、ほうれん草を細かく切る。
フライパンにオリーブオイルをひき、たまごをふんわり焼いて、いったん、取り出す。
同じフライパンで、ささみ、しめじをいため、ささみに火が通ったら、ほうれん草を入れ、軽くいためる。
3.のたまごをフライパンに戻して、全体を混ぜあわせる。
皿に盛り、仕上げにしらすをのせる。
<栄養ポイント>
<ささみ>
たんぱく質と脂質が主成分で、
ビタミンAやビタミンB群、鉄や亜鉛なども含む
ヘルシーなお肉です。
必須アミノ酸のバランスがよく、
特にメチオニンが豊富です。
メチオニンは、肝臓に脂肪がたまるのを
予防してくれる働きがあります。
また、ナイアシンが多いのも特徴で、
疲労回復や、血流を促す等の効果も期待できます。
<たまご>
卵は、必須アミノ酸バランスの良い完全栄養食品です。
ビタミンA、B6、Eなどのビタミン群は活性酸素の発生を抑えたり、
除去したりする働きがあります。
<ほうれんそう>
ほうれん草は、赤血球を作る材料になる鉄分や、
活性酸素の働きを抑制し、がんの予防にも期待できるβカロテンが豊富です。
また、免疫力を高めるビタミンCもたっぷり。
根の赤い部分には、骨の形成や健康維持に役立つマンガンが豊富です。
切って捨ててしまいがちな根の部分も、しっかりと洗っていただきましょう。
<しめじ>
免疫力を高める助けをする、と言われるβグルカンが豊富です。
食物繊維も豊富ですので、便秘がちの猫さんにはおすすめです。
<しらす>
骨や歯の形成に必要なカルシウム、
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富ですので、
効率よくカルシウムを摂ることができます。
また、血管を拡張させる作用のあるセレンも豊富。
セレンは、血栓症の予防に効果的だと言われています。