ささみとほたての、とろ〜り、あんかけそば
調理時間 20分
ささみとほたてのお出汁がきいた、猫さん好みのおそばです。私が暮らす宮城県で生産量の多い旬の野菜、ちぢみ雪菜とせりを使用しました。皆様がお住まいの、地産のお野菜をお使いいただくのもおすすめです。地元産の、旬の食材から、元気をいただきましょう。
<材料>(1食分)
おそば(茹でたもの) | 30g | |
ささみ | 40g | |
ほたて貝柱(お刺身用) | 30g | |
ちぢみ雪菜 | 10g | |
にんじん | 10g | |
しいたけ | 1個 | |
せり | 3g | |
水 | 150cc〜200cc(お好みで加減してください) | |
片栗粉 | 適宜 |
<レシピ提供>
<作り方>
おそばを、食べやすい大きさに切って、茹でる。
ささみ、ほたて貝柱、雪菜、にんじん、しいたけを食べやすい大きさに切る。
お鍋に水を入れ、ささみ、ほたて貝柱を煮る。
アクがでるようなら、丁寧に取る。
3.に火が通ったら、他の具材を入れ、柔らかくなるまで煮る。
4.に水溶き片栗粉でとろみをつける。
おそばの上に5.をかけ、せりをのせて、出来上がり。
<栄養ポイント>
<ささみ>
たんぱく質と脂質が主成分で、他にビタミンAやビタミンB群、鉄や亜鉛なども含むヘルシーなお肉です。
必須アミノ酸のバランスがよく、特にメチオニンが豊富です。
メチオニンは、肝臓に脂肪がたまるのを予防してくれる働きがあります。
また、ナイアシンが多いのも特徴で、疲労回復や、血流を促す等の効果も期待できます。
<ほたて>
ほたては、アミノ酸バランスに優れた良質のたんぱく質です。
ビタミン、ミネラルもバランスよく含んでいるため、「貝の王様」と言われるほど。
中でも、豊富に含まれる亜鉛は、細胞の新陳代謝を促進し、免疫力を高める効果も期待できます。
猫さんに必須とされるタウリンも豊富です。
タウリンは、肝機能の強化のほか、乳酸の増加を防ぐ、眼の疲れや、視力の衰えを回復する等、さまざまに働いてくれます。
<おそば>
体の成長に欠かせないリジンや、スタミナ源になるアルギニン等、必須アミノ酸を含む、優良なタンパク質が多く含まれます。
疲労回復を促すビタミンB1、皮膚や粘膜の健康を保つために役立つビタミンB2も豊富です。
また、ルチン(ビタミンP)もたっぷり含まれています。
ルチンは、血液をサラサラにしてくれる効果、血圧を下げる作用に加え、毛細血管を強くしてくれる働きもあります。
他に、肝臓の働きを助けるコリン、腸の調子を整えてくれる食物繊維も豊富です。
<ちぢみ雪菜>
βカロテンが豊富です。
βカロテンは、動脈硬化の予防効果に期待ができます。
また、風邪の予防や、疲労回復に効果を発揮するビタミンCも多く含みます。
<にんじん>
にんじんに含まれるビタミンAは、粘膜を健康に保ち、病原体の侵入を防いでくれます。
<しいたけ>
しいたけは不溶性食物繊維、水溶性食物繊維を豊富に含んでいますので、腸の健康維持におすすめです。
しいたけ特有の成分であるエリタデニンは、コレステロール値を下げてくれるので、動脈硬化の予防が期待できます。