ロールキャベツ
調理時間 30分
あたたかくなって活動しやすくなった春は、冬にためてしまったものを出してしまいたい、デトックスの季節。この時期にしかお目にかかれない菜の花も使った、やわらかい春キャベツのロールキャベツ。コトコト煮込んだおつゆと一緒に、水分たっぷりでデトックスに一役かってもらえるメニューにしてみました。
<材料>(1食分)
キャベツ | 1/2枚 | |
鶏ひき肉 | 40g | |
菜の花 | 10g | |
プチトマト | 2個 | |
しめじ | 5g | |
にんじん | 10g | |
だしの素 | 適量 |
<レシピ提供>
<作り方>
キャベツと菜の花は軽く茹で、キャベツは巻きやすいように芯の部分をそぐ。
※春キャベツで1枚が大きかったので半分にしました。
キャベツの葉の大きさによって調整してください。
プチトマト、しめじ、にんじん、1.でそいだキャベツの芯、菜の花をみじん切りにする。
(今回は飾りににんじんを星型にくり抜き、残りをみじん切りにしました。)
鶏ひき肉とプチトマト、しめじ、にんじん、キャベツの芯、菜の花をよく混ぜる。
3.をキャベツの葉で巻き、数箇所爪楊枝でとめる。
鍋に水、だしの素を入れ、煮立ったら4.(飾り切りがある場合は一緒に)を入れて火が通るまで煮る。
冷めたら食べやすい大きさに切り、煮汁も一緒に器に盛る。
※飼い主さんも一緒に食べる場合は、そのままでもいいですが塩コショウや、コンソメを加えても美味しいです。
<栄養ポイント>
□キャベツ
キャベツはキャベツから発見されたビタミンU(別名キャベジン)を含みます。
ビタミンUは粘膜の再生に必要な栄養素で、たんぱく質の生成に欠かせません。
菜の花は栄養のバランスが非常にいい食材で、含まれるビタミンCはほうれん草の約4番近く。葉酸、鉄分も野菜の中でトップクラスです。
□鶏肉
鶏肉に含まれるメチオニンは肝臓の毒素を排出する効果があります。
□にんじん
活性酸素を除去するβ-カロテンの含有量が、野菜の中で飛びぬけて多い特徴を持つにんじんは、生活習慣病予防や、がんの抑制、貧血対策に有効です。
Β-カロテンは、体の中必要に応じてビタミンAに変換されるため、ビタミンA過剰症になる心配はいりません。
ビタミンAには皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を高めるという働きがあります。
□トマト
三大抗酸化ビタミンであるβ-カロテン、ビタミンC・Eが豊富なトマトは、強力な活性酸素除去力を持ち、免疫力アップや老化防止に効果的です。
トマトに含まれる赤い色素のリコピンは、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化作用があり、がん予防に役立つといわれています。