小動物情報トップ > うさぎの飼い方 > うさぎとの暮らし

Rabbit LifeRabbit Life

うさぎとの暮らし

living with a rabbit

うさぎの気持ちや感情

うさぎの気持ちや感情

うさぎは、表情や感情がないとよく言われますがそんなことはありません。毎日、うさぎに声をかけてよく観察してください。
おやつをあげたり撫でてあげたり、グルーミングしたりと様々な場面でうさぎの顔や行動をよく見て、いつもと違うことはないかを意識を持って観察すると最初はわからなかったうさぎの表情や感情が見えてきます。
おやつをもらう時の真剣さ、食べている時の嬉しそうな表情、撫でられている時の気持ちよさそうに目を細めている表情、爪切りなど嫌なことをされた時の機嫌悪そうな表情などがわかってきた時は、それがたとえ機嫌の悪い表情だとしてもなんだか嬉しくて微笑んでしまいます。
うさぎの表情がわかるようになると、うさぎと二人だけの会話ができるようになります。そして、お互いの間に絆が生まれたことを実感できます。また、うさぎのする行動には、うさぎの感情が現れます。
うさぎが嬉しい時は、犬のようにしっぽを振ったり、いきなり走り出して体をひねるようにしてジャンプしたりします。
あるいは、走っているうさぎがいきなりバタッと倒れてお腹を見せて横たわって動かなくなることがあります。初めて見た飼い主さんは、びっくりして慌ててしまいますが次の瞬間ムクっと起きて何もなかったようにしています。
これは、うさぎがリラックスして楽しんでいる時にする行動です。
反対に物音に驚いたり知らない人が近づいたりした時などには後ろ足で床を蹴って大きな音を出します。これがいわゆる足ダンです。
これは、危険を感じたり警戒を知らせたりする信号です。
また、耳を後ろにたたんでお尻を上げて左右に小刻みに動いている時は、何かあればすぐに攻撃しようとしている姿勢なのでむやみに手を出したりすると噛みつかれることになります。
噛みつかれることを許していると自分が強いと勘違いして噛み付くうさぎになってしまう可能性があるます。なるべく噛まれないようにしましょう。
うさぎが怒っている時の行動は、他にもあります。ケージをかじったりフード入れを加えて投げたりします。

うさぎの気持ちや感情

嬉しい
嬉しい
楽しい
楽しい
リラックス
リラックス
警戒
警戒

スキンシップについて

スキンシップについて

うさぎは、撫でられることが大好きです。
最初はケージ越しに頭を撫でてあげてください。あなたが撫でている間は、じっとしていますが撫でるのをやめると「撫でて」と指に頭を押し付けてきます。
うさぎがあなたに撫でられることの気持ちよさを覚えると自分で「撫でて」と鼻でツンツン要求してきます。
うさぎは、体のいろいろな所を撫でてもらうのが好きですが、発情した女の子は背中を撫でると腰をあげてしっぽをお尻につけるような仕草をします。この時は、背中を撫でるのは止めてください。偽妊娠を誘発する原因になります。
また、飼い主さんの手や顔を舐めてくることがありますがこれは構って欲しいという表現でもあります。

スキンシップについて

グルーミング・爪切り

グルーミング・爪切り

グルーミングは、うさぎの被毛と皮膚を美しく保つのに欠かせません。
ただ、うさぎをじっとさせてグルーミングをするのは以外に難しいことです。
グルーミング初心者の飼い主さんは、まずハンドグルーミングから始めましょう。ハンドグルーミングは、ブラシなどの道具を使わず短時間ででききるグルーミングです。
まずグルーミング用のスプレーを手の平に吹き付けるか目に入らないようにしてからだ全体にかけて、うさぎのからだを撫でるようにすり込みます。何回か擦り込むようにして撫でると手の平に沢山抜け毛がつきます。
抜け毛は、両手をすり合わせると毛が縒れて取り除きやすくなります。
こうしてからだを何回かハンドグルーミングをするだけでも抜け毛を取り除きグルーミングすることができます。うさぎの扱いが慣れていれば、膝の上でブラシやコームを使ってグルーミングができるようになります。
グルーミングする場合は、必ずグルーミングのスプレーを使ってください。被毛や皮膚が綺麗になるばかりでなく、毛の飛び散りや静電気の防止にもなります。
また、グルーミングをする時には、毛を吸い込まないようにマスクとかじられてもいい様なエプロンをつけてしてください。
爪切りは、グルーミングより難しいかもしれません。うさぎには、前足が5本、後ろ足には4本の爪があります。
爪は、血管が通っていて切りすぎると出血してしまします。
色が濃い爪は、血管が透けて見えないためライトで照らしながら切ります。初めてつけ切りをする場合は、爪をきる人とうさぎを保定する人の二人でするとやりやすいでしょう。
慣れない時にすべての爪を切るのは、時間もかかり難しいと思います。最初は、一回に一本ずつ切る練習をすればいいと思います。

グルーミング・爪切り

トイレのしつけ・お掃除

トイレのしつけ・お掃除

うさぎは、トイレを覚えることができます。祖先の穴うさぎから受け継いだ習性でしつけとして教えなければできないことではありません。
ただ、うさぎを迎えた時にケージに設置したトイレにウンチやオシッコの臭いのついたものを入れてあげるとトイレを認識するのが早いかもしれません。でもすべてのうさぎがトイレを使ってくれるわけではありません。どうしてもトイレを使わないうさぎもいます。
また、トイレを使ううさぎでもすべてトイレの中でしてくれるうさぎは稀です。飼い主さんは、うさぎのトイレに関して大らかな気持ちで見守ってあげてください。
うさぎのオシッコには、カルシウムが多く含まれています。そのためおしっこは白濁していています。
オシッコに含まれるカルシウムはトイレの表面に膜状にこびり付きます。このカルシウムの膜は、水で洗い流しても落ちにくく放っておくと膜は厚くなってひび割れてきます。その上染み込んだオシッコが腐敗してアンモニア臭を発しうさぎの健康を損ねる原因になります。
ですからトイレ用のお掃除剤を使っていつも綺麗で清潔なトイレにしておくことが大切です。

トイレのしつけ・お掃除

換毛期になったら

換毛期になったら

うさぎには、大きな換毛が年に数回あります。
うさぎによってもその時期や期間はまちまちで換毛の仕方も違います。
換毛は、うさぎにとってすごくエネルギーを消耗するイベントです。この期間は、新しい毛を作り出すために多くの栄養が必要です。しっかりペレットフードを食べさせて、牧草と新鮮な水も充分に取れるようにしてあげてください。
また、換毛の時期にはより多くの毛をうさぎが飲み込むことになります。ですから、うっ滞や毛球症予防のためにグルーミングの回数を増やしなるべく多くの毛を取り除いてあげなければなりません。この時、野菜や毛球症予防のサプリメントを普段より多めに与えておくのもいいでしょう。
最近では、ケージに取り付ける集毛ファンなど便利な用品が出てきました。

換毛期になったら

うさぎの習性

うさぎの習性(イタズラ)

うさぎの習性といったら思いつくのは『齧る』ことです。
うさぎの歯は、常生歯といって一生伸び続けます。歯をこすり合わせることで伸びないように削っているのです。
ですから、かじり木をはじめ色々なもの齧ります。
ケージの外に出す時は、齧られたくないものや齧ったら危険なもの(電化製品のコード等)をうさぎに齧られないようにしてあげる対策が必要です。
お気に入りを齧られても、うさぎを責めないでください。今度は齧られないよう対策を考えましょう。
また、掘る行動もうさぎの持って生まれた習性から来ています。絨毯や畳を"掘り掘りされて"穴を開けられないように気をつけてください。

うさぎの習性(イタズラ)

快適な室温や湿度

快適な室温や湿度

うさぎにとって快適な温度は、20〜25℃くらいで湿度は40〜60%くらいです。
うさぎにとって最も苦手な季節は、夏です。
夏の暑さは、うさぎにとってストレスを与え、体力の消耗になります。特に室温が28℃を超えるような暑さで、湿度が高く空気の流れのないような状況は、熱中症を引き起こす原因となり非常に危険です。
うさぎが快適に過ごせるようにエアコンをかけ空気の流れを作ってあげましょう。どうしてもエアコンが使えない場合は、ケージの置き場所に一番涼しい場所を選び扇風機で空気の流れを作りペットボトルに入れた水を凍らせたものをうさぎの近くに置くなど、うさぎが少しでも涼しく過ごせる工夫をしてあげましょう。
うさぎのケージの近くには、温湿度計を用意して温度や湿度の変化がわかるようにしておくことも大切です。
また、うさぎにとって季節の変わり目の気温差が激しい時期は同じように気を使ってあげなければなりません。急激な気温の変化は、うさぎに強いストレスを与え体調を崩す原因になります。
上手にエアコンなどを使って快適な生活温度を作ってあげてください。

快適な室温や湿度

夏場の過ごし方

夏場の過ごし方

うさぎの飼育においては、夏場の温度管理には細心の注意が必要です。熱中症に気をつけるのはもちろんのこと、室温が28℃を超えてくるとうさぎは夏バテし、食欲がなくなり、体調を崩す可能性が高くなってしまいます。うさぎが快適に過ごせる温度を考えますと、エアコンを上手に利用しながら室温を20〜25℃くらいに保つようにして管理をするようにしましょう。
エアコンがない環境であれば、風通しのよい場所や影のある涼しい場所にケージを移動して空気の循環をしてください。また凍らせた保冷剤などをケージの天面に乗せると冷気で行き届きます。保冷剤はタオルなどに包んで水滴がケージの中に入らないようご注意ください。また扇風機などもご使用もできますが、うさぎの体に直接当てない工夫が必要です。ケージに取り付けができる集毛ファンは扇風機と異なり逆風になるため直接体に当てることなく通気を確保することができます。
 じめじめした暑い季節には、飼育ケージの清掃もこまめにしてあげてください。この季節は、様々な病気の発生率が高くなると言われています。うさぎは排泄物が多い動物なので、トイレをそのままにしておくことがないようにしましょう。ケージやスノコを水洗いしたあとは、しっかり乾燥させるなどできるだけ湿度の低い清潔な環境づくりを心がけてください。また新鮮で水分が多く、嗜好性の高い野菜や野草、果物などのおやつ、いつもより多く与えて食欲を落とさないようにしましょう。この時期は食べ物が腐りやすくなります。エサの食べ残しはすぐに処分することを忘れないようにしましょう。

夏場の過ごし方

繁殖や子育て

繁殖や子育て

うさぎは、誘起排卵動物といって交尾した刺激で排卵が起こる動物で繁殖期がありません。ですからいつでも妊娠出産をする事が出来ます。
成熟したオスとメスを一緒にするとすぐに妊娠する可能性があります。
うさぎの妊娠期間は、約一ヶ月で出産数日前になると牧草や自分の毛を抜いて巣作りを始めます。
出産は、通常短時間で終わります。
生まれたばかりの赤ちゃんうさぎは、毛もなく赤裸で目も開いていません。
お母さんは、常に巣の中にいて子供のそばにいる事はありません。1日に1〜2回赤ちゃんにおっぱいを飲ませると直ぐ巣から離れてしまします。
でも赤ちゃんうさぎは、お母さんの作った暖かい巣の中にいれば凍えてしまう心配はありません。これは、子うさぎを守るため授乳後に巣穴の入り口をお母さんが埋めて離れていく祖先の穴うさぎの習性を受け継いだものです。
生後10日ほどで目が開き、巣の中を活発に動き回るようになります。3週間もすれば巣を離れ自分で親と同じ食べ物を少しずつ食べるようになります。

繁殖や子育て

去勢や避妊について

去勢や避妊について

うさぎの繁殖についてお話したようにうさぎは、交尾で排卵妊娠します。
この事から、オスとメスを一緒にしておくと出産後すぐに妊娠してしまう可能性があります。繰り返す妊娠と出産は、お母さんうさぎのからだにとって大きな負担となり、望まない出産はいき場所のない不幸なうさぎを作ってしまうことになります。
出産には、お母さんうさぎの生命の危険も伴います。また、生まれてきた子うさぎに新しい飼い主さんを見つけてあげなければなりません。飼い主さんの責任は重大です。
オスとメスを同時に飼育する時、出産を望ましい場合は去勢や避妊することが必要です。
また、どちらか一匹と生活する場合でもオスのおしっこ掛けがひどい場合やオスメスともに噛み付きがひどいうさぎの場合、メスの生殖器の病気を考える場合など獣医師と良く相談をして去勢避妊の手術をする選択もあります。
ただ、最終的に去勢避妊をするのを決めるのは飼い主さん本人です。

去勢や避妊について