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トラッキング現象について

トラッキング現象はコンセントに差し込んだプラグの周辺に埃や湿気などが付着することにより、差し込みプラグの刃の間に電流が流れ、火花放電を繰り返すことで、炭化し、導電化(電気の通り道、すなわちトラックが形成)され、出火する現象です。

 

トラッキング現象について1.長期の使用中に、差し込みプラグとコンセントの間のわずかな隙間に埃が堆積。

2.堆積した埃が空気中の湿気を吸収して栓刃間で埃を介して電流が流れる。

3.1と2を繰り返す間に差し込みプラグの栓刃間の絶縁樹脂表面が炭化。

4.炭化が進むことによって栓刃間の樹脂表面で電流が流れ始める。

5.抵抗値がより下がることで、樹脂表面を流れる電流値が徐々に増加。

6.電流値の増加によって、発熱が大きくなり、炭化が進む。

7.差し込みプラグ樹脂表面の栓刃間で絶縁が破壊し、短絡発火する。

トラッキング現象について
 
 

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