かぼちゃといちじくの蒸しパン
調理時間 25分
<材料>(1食分)
<7cmくらいの器3個分> | . | |
かぼちゃ | 100g | |
塩 | ひとつまみ | |
薄力粉 | 100g | |
ベーキングパウダー | 小さじ1 | |
ドライいちじく | 20g | |
豆乳 | 70㎖ | |
植物油 | 大さじ1 | |
てんさい糖 | 10g(無くても良い) |
<レシピ提供>
<作り方>
小麦粉とベーキングパウダーをふるい、良く混ぜ合わせておく。
かぼちゃは種とワタをとり、飾り用は皮を付けたまま角切りにし、残りは皮を取って小口切りにする。
かぼちゃに塩をまぶし、柔らかくなるまで蒸す。蒸し器を使う場合は8~10分くらい、電子レンジを使う場合はふんわりとラップをして、600Wで3分くらい加熱する。
皮を取り除いたかぼちゃは、熱いうちにつぶして豆乳を加えてよく混ぜる。
4.に細かく切ったドライいちじくと植物油、てんさい糖を加えてよく混ぜ、1.の小麦粉に加えて混ぜる。
用意しておいた器の8~9分目まで生地をいれ、トッピング用のかぼちゃを乗せる。
蒸気のしっかり上がった蒸し器で12~15分くらい蒸す。
竹串で生地を刺し、何もついてこなかったら出来上がりです。
※かぼちゃは蒸す前に塩をまぶしておくと、甘さが充分に引き出されて、甘く美味しくなります。
<栄養ポイント>
緑黄色野菜のかぼちゃには、β-カロテンをはじめ、活性酸素を除去する抗酸化ビタミンのCやEが豊富に含まれています。
β-カロテンは、体内で必要とするビタミンAに変わり、残りは蓄積されて発ガンを抑制し、さらに老化防止にも役立ちます。
また、豊富に含まれるカリウムは、体の余分な水分を排泄し、むくみを軽くする働きがあります。
薬膳では、胃腸の働きを高めて気を補い、疲労回復効果が高い食材と言われています。
血行を促進して体を温める作用があり、冷えの改善にも役立ちます。
いちじくは、胃腸の調子を整えて、体に潤いを与えます。
消化を促進し、更に肺を潤して、のどの腫れや空咳を癒す働きがあります。
また、むくみや老廃物の代謝を促す作用もあります。
いちじくはその栄養価の高さから『不老長寿の果物』と呼ばれています。