牛肉と小松菜のとろろそば
調理時間 15分
暖かくなり、お出かけやお留守番の多くなるわんちゃん達、遊び疲れたり、お留守番のさみしさから胃腸の調子が今一つという時ありませんか?そんな時に胃腸の動きを活発にして、消化を促進する働きのある長芋やそばを使ったレシピを考えました。飼い主さんは、白だしなどをかけて一緒に楽しめます。牛肉の他に鶏、豚、魚などでもお試しください。
<材料>(1食分)
牛肉 | 60g | |
茹でたそば | 60g | |
小松菜 | 40g | |
長芋 | 40g | |
人参 | 10g | |
削り節 | ひとつまみ | |
オリーブオイル | 適宜 |
<レシピ提供>
<作り方>
牛肉と野菜はわんちゃんのお口サイズに切る。
フライパンにオリーブオイルを熱し、牛肉、野菜を炒める。
(スープたっぷりにしたい場合は、ここで水をいれる。)
火が通ったらそばを入れひと混ぜする。
器に2.を盛りつけ、すりおろした長芋をかけて削り節をトッピングして出来上がり。
<栄養ポイント>
そばには、胃の熱を鎮める働きがあり、胃の動きを活発にし、消化を促進してくれます。
また、糖質の代謝を促して疲労を回復するビタミンB1が豊富です。
10割蕎麦の乾麺を使用するとゆで汁ごと食べられるので、豊富なミネラル分も丸ごといただけますし、美味しさもアップします。
牛肉は、薬膳的には胃腸を丈夫にする食材と言われています。
体に吸収されやすいヘム鉄も含まれているので、「気」や「血」を補い巡らせる働きもあります。
小松菜はカルシウムが豊富で、体の余分な熱を取り、気持ちを鎮める作用があります。
ほうれん草に比べるとアクも少ないので、下茹でせずに調理でき、調理時間を短縮でき手軽で便利な野菜です。
長芋は、古くから「山薬」と呼ばれる山芋の仲間です。
いも類の中でも生で食べられるので、消化酵素のジアスターゼやアミラーゼを効果的に摂取でき、胃腸の働きを活発にして、でんぷんの消化吸収を助ける効果があります。