鮭のムニエル二国ソース
調理時間 30分
秋鮭の美味しい季節♪季節は秋に移ろいますが、今回はエジプトの王様の病気を治したというモロヘイヤと組み合わせました。そしてミネラルたっぷりの日本の玄米も二国一緒に取り入れましょう。飼い主様はお好きな調味料でご一緒にどうぞ。
<材料>(1食分)
生鮭 | 70g | |
玄米粉(米粉) | 小匙1 | |
オイル | 小匙1 | |
モロヘイヤの葉 | 10g | |
トマト | 10g | |
玄米(玄米粉) | 20g | |
水 | 50㏄ | |
豆乳 | 50㏄ | |
生クリーム | 小匙1 | |
塩 | 少々 | |
白ごま | 少々 |
<レシピ提供>
<作り方>
鮭は軽く酒で洗いぬめりを取り、塩少々で身をしめる。
洗ったモロヘイヤの葉を軽くゆで水切りし、フードプロセッサーにかけ、醤油を香り付け程度に入れてよく混ぜ、刻んだトマトを入れて和える。
玄米をフライパンではじける寸前まで乾煎りし、粗熱が取れたらミルサーにかけ粉にする。
(玄米粉、米粉をから入りしてもいいです)
3.を鍋に入れ、水50㏄豆乳50㏄を加えてよく混ぜ、中火にかけ湧く前に弱火で、常に木べら底があたらないように練り上げる。
(水が少ないようなら適宜調整する)
仕上げに生クリームと塩をほんの少量加え、ごく薄味に整える。
1.の余分な水分をペーパータオルでおさえ、玄米粉をまぶして熱したフライパンにオイルを敷き皮目から入れ、焼き色が付いたら反し色よく焼き上げる。
お皿に鮭を盛り付け、2.のモロヘイヤソースと4.の玄米クリームソースをかけて、ひねり胡麻をかけて完成。
※ソース類は作りやすい分量で作り、小分けして冷凍できます。
モロヘイヤは納豆やオクラなどと和えて飼い主様の一品にどうぞ。
玄米クリームは、グラタンやシチューにも応用できます。
<栄養ポイント>
■鮭
鮭は実は白身のお魚ですが、アスタキサンチンというカロテノイド系の色素が身を赤くしており、とても強い抗酸化力を持ち、抗がん作用が期待できます。
たんぱく質も良質で必須アミノ酸のバランスも良く、皮膚、被毛、筋肉を健康に保ちます。
また、ビタミンB、D、E、も多く含み、疲労回復、カルシウムの吸収、血行促進、老化予防に期待が持てる優れた食材です。
不飽和脂肪酸(EPA・DHA)抗炎症作用があることと、動脈硬化や認知症の予防に効果が期待されます。
■エジプトの王様の病気を治した奇跡の食材モロヘイヤ
β-カロテンの含有量は野菜の中でもシソに続きトップクラスで、活性酸素除去、抗酸化作用があり、老化防止・がん予防が期待でき、更に目の健康維持、皮膚や粘膜を保護しウィルス等の侵入を防ぐ効果が期待できます。
加熱するとオクラのようなぬめりはマンナンという水溶性食物繊維で、胃を保護し、腸内環境を整え自然治癒力を高める効果が期待でき、血糖値やコレステロール値の上昇を抑える働きがあります。
ビタミンKは、脂溶性ビタミンに分類される栄養素で、血液の凝固作用や止血効果、骨粗鬆症を予防し、カルシウムは骨や歯を形成する働きや筋肉の収縮、細胞の機能調整、神経を鎮めイライラを抑える働きがあります。
■トマト
β-カロテン、ビタミンC・Eが血液を浄化し動脈硬化やがん、老化防止に役立といわれています。またビタミンCはたんぱく質と結合しコラーゲンを作るため、血管や肌を健全に導き、また血栓予防になるといわれ、赤い色素であるリコピンには強力な抗酸化作用が期待されます。
また、胃液の分泌を促進し、疲労物質である乳酸を除去するクエン酸も多く含まれるため、疲労回復にも効果が期待されています。