トマトと豚肉のふんわり卵炒め
調理時間 10分
卵と豚肉それぞれの味と食感を楽しめるよう、あえて別々に炒めてみました。トマトは意外に好き嫌いが分かれる食材ですが、苦手な子でも火を通すことで食べられることがあります。生のトマトが好きな子には、炒めずにトッピングしてあげて下さい。
<作り方>
豚肉は食べやすい大きさに切り、トマトは角切りに、小松菜は小さめに切っておく。
フライパンにゴマ油の半量を入れて熱し、溶いた卵を一気に流し込んで、半熟になったらお皿などに一旦取り出しておく。
2.のフライパンに残りのゴマ油を入れて熱し、豚肉を色が変わるまで炒める。
3.に小松菜を加えて軽く炒め、トマトも加えたら、2.の卵をフライパンに戻してひと混ぜしたらできあがり。
<栄養ポイント>
トマトの赤い色素であるリコピンには抗酸化作用があり、老化の防止やガンの抑制などの効果が期待できます。
リコピンは脂溶性なので、油を使って加熱すると吸収率が上がります。
その他にもトマトには、免疫力を高めたり健康な皮膚や粘膜を保つビタミンCや、摂りすぎた塩分を体外に排出するカリウム、腸内環境を整える食物繊維などが含まれています。
豚肉の大きな特徴はビタミンB群が多いことですが、その中でも特に疲労回復に役立つビタミンB1を多量に含んでいます。
ビタミンB1には、疲れの元となる乳酸が体内に蓄積されるのを防ぐ働きのほか、筋肉や神経の疲労を取り除く効果もあります。