白身魚の豆腐ハンバーグプレート
調理時間 60分
豪華な見た目ですがカロリー控えめ、ふわふわのしっとりなので、食の細いシニアの子やカロリーの気になる子にもおすすめ。今回はたらで作りましたが、鮭で作るとほんのりピンク色のかわいいハンバーグにもなりますよ!すり身にすると粘りが出る白身魚がお勧めです。お住まいの地元や、季節のお魚を使っていろいろと楽しんでみてください。
<材料>(1食分)
A.白身魚(写真はたら) | 50g | |
木綿豆腐 | 25g | |
れんこん | 15g | |
卵※ | 1/8個 | |
しょうが | 軽くひとつまみ | |
B.トマト | 20g | |
ズッキーニ | 10g | |
パプリカ | 7g | |
しいたけ | 1/4個 | |
C.じゃがいも | 18g | |
さつまいも | 7g | |
ブロッコリー | 6g | |
りんご | 5g | |
ヨーグルト | 大さじ1/4 | |
卵※ | 1/8個(※卵はハンバーグのつなぎと炒り卵にて、同じ溶き卵で調理できます。 最初に溶いた後、分けておいても構いません。) | |
A:白身魚の豆腐ハンバーグ、B:野菜のソース、C:ポテトサラダ | ・ |
<レシピ提供>
<作り方>
[A:白身魚の豆腐ハンバーグ]
※下準備※
・白身魚をすり身にする。フードプロセッサ、若しくはチョッパーでも代用可能。
なければまな板の上で、粘りが出るまで包丁で叩いてしっかり細かくする。
(今回はチョッパーで作っています)
・豆腐をキッチンペーパーで包み、上から重石をのせて軽く水切りをする。
・れんこんは半分はすりおろし、残りは粗めのみじん切りにする。
・しょうがはみじん切りにする
・卵をボウルにいれ、溶きほぐしておく。
ボウルに下ごしらえした食材(白身魚のすり身、水切りした豆腐、すりおろしれんこん、しょうが、卵)を入れてよく混ぜる。
全部が混ざったら粗みじんにした残りのれんこんを入れて混ぜて小判型に成形する。
フライパンに油(分量外)を入れて温まったら3.を入れて焼く。
焼き目が軽くついたらひっくり返し、大さじ1程度の水を入れて蓋をし、弱火でゆっくり蒸し焼きにする。
火が通ったら取り出して、粗熱をとり盛り付ける。
[B:野菜のソース(写真はトマトソース)]
※下準備※
・ズッキーニ、パプリカ、しいたけは食べやすい大きさに切る。
・トマトはできれば皮を剥く。(熟したトマトがおすすめ)
白身魚の豆腐ハンバーグを作ったフライパンにズッキーニ、パプリカ、しいたけを入れ、トマトは潰しながら入れる。
軽く火が通ったら蓋をして弱火で蒸し焼きにする。(水分が足りなそうだったら少し足す)
食材に火が通ったら火を止め、冷めたら白身魚の豆腐ハンバーグにかける。
[C:ポテトサラダ]
※下準備※
・じゃがいもとさつまいもは乱切り、りんごは皮がついたまま角切りにする。
・ブロッコリーは茹でて小房に分けておく。
・白身魚の豆腐ハンバーグに使った卵の残りを別のフライパンなどで炒り卵にしておく。
じゃがいもを鍋に入れひたひた程度の水(分量外)で弱火で水分が飛ぶ程度までゆでる。(粉ふきいもを作る)
さつまいもは別の鍋などで火を通しておく。
(200Wのレンジで数分、やわらかくなるまで熱を通すのでもOK。レンジで長時間加熱しないこと)
ボウルに11.のじゃがいも、12.のさつまいもとヨーグルトを入れて馴染む程度に混ぜる。
全体的に馴染んだらりんごをいれてさっくり混ぜる。
お皿に14.のポテトサラダを盛り、ブロッコリーと卵で飾れば出来上がり。
<栄養ポイント>
肉と同じくらいタンパク質を含むことから「畑の肉」とも呼ばれるようになった大豆。
その大豆からできた豆腐には豊富なタンパク質のみならず、体を作るために必要なカルシウムなどのミネラルも多く含まれます。
また、抗酸化作用を持つ大豆イソフラボンやサポニンなども多く含まれるため、老化対策・アンチエイジングにもおすすめです。
なお、木綿豆腐は作られる過程で栄養素がぎゅっと凝縮されることから、タンパク質が絹ごし豆腐より多く含まれます。
タンパク質をしっかり取りたいときには木綿豆腐がおすすめです。
れんこんには多くのビタミンが含まれています。
特にれんこんのビタミンCはデンプンに守られているため、加熱してもなくなりづらい特徴を持っています。
ビタミンCの抗酸化作用に加え、老化を抑制するポリフェノールも含まれるため、免疫力の向上、アンチエイジング、がんにまで幅広い効能を期待できます。
なお、今回のハンバーグではれんこんをすりおろしていれることで、デンプンによるつなぎの役目も担っています。
アブラナ科の緑黄色野菜、ブロッコリーには多くの種類のビタミンが含まれています。
その中でも特にビタミンは他の野菜と比べても、また茹でて損なわれる量すらも気にならないくらい群を抜いて多く含まれていて、免疫力の向上や老化防止など多くの効果が期待できます。
他にも抗ガン物質であるスルフォラファンや、抗アレルギー作用で着目されるα-リノレン酸等も含まれています。
冬に旬を迎える緑黄色野菜なので、健康維持のために積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。