あさりとほうれん草のターメリックリゾット
調理時間 10分
暖かくなると新陳代謝が活発になり肝機能が盛んに。そんな肝臓を労わってくれる貝類と、血を補うほうれん草、血の巡りに良いターメリックを使ったリゾットを、電子レンジで簡単に作れるレシピをご紹介。飼い主さんもお好みで粉チーズなどをかけてご一緒に楽しめます。給餌する時には、あさりの殻をとり除いてくださいね。
<材料>(1食分)
砂抜きしたあさり | 8個 | |
鶏卵 | 半分 | |
茹でたほうれん草 | 25g | |
ミニトマト | 2個 | |
炊いたごはん | 50g | |
水 | 100ml | |
ターメリック | 小さじ1/4 |
<レシピ提供>
<作り方>
ほうれん草は、2cmの長さに、ミニトマトは、1/4の大きさに切ります。
耐熱ボウルに、鶏卵以外の材料を入れます。
電子レンジ600wで3分30秒から4分、あさりの口があくまで加熱します。
3.に溶き卵を入れ、600wで30秒加熱します。
全体を混ぜあさりの殻をとり除き、器に盛りつけます。
<栄養ポイント>
あさりは、肝臓の解毒を助けるタウリンが豊富で、ストレスをやわらげ、精神を安定させる作用もあり、春に高ぶりやすい肝機能を正常に保ってくれます。
鶏卵は、良質なタンパク質が豊富で肉や魚と同じように、丈夫な体作りや抵抗力を養う働きをします。
また、ビタミンAやEなどの老化防止対策になるビタミンや代謝を活性化するビタミンB群、各種ミネラルも豊富です。
ほうれん草は、ビタミンAやCを豊富に含み、古くから中医薬学では、「緑の野菜は血を作る」ともいわれ造血作用や血行促進の作用があるとされています。
また、腸の熱を取り去って潤す作用があり、胃の働きを正常に保ったり、乾燥便秘にも効果があります。
ミニトマトには、三大抗酸化ビタミンのβ―カロテン、ビタミンC、Eが豊富です。
さらに、赤い色素のリコピンは、三大抗酸化ビタミンよりもさらに強い抗酸化作用があり、がん予防にも役立つといわれています。
ターメリックは、肌寒い春先に少し体を温めてくれる作用があり、血の巡りをよくしたり、滞りのある部分の流れをよくする作用があります。
苦いので、苦手なわんちゃんもいるかもしれませんので、ほんの少量使うようにしましょう。