春菊のご飯ケーキ
調理時間 40分
お鍋が恋しい季節に、余らせてしまった春菊と残りご飯を使ったレシピです。花言葉「とっておき」「豊富」「私を信じて下さい」この花言葉のようなとっておきの時間を、飼い主様と一緒に頂けるご飯ケーキはいかがでしょうか。
<材料>(1食分)
炊いたご飯 | 100g | |
卵 | 1個 | |
春菊 | 30g | |
柿 | 約半分 | |
絹ごし豆腐 | 50g | |
苺 | 1個 | |
ブロッコリー | 適量 | |
プチトマト | 適量 | |
油 | 適量 |
<レシピ提供>
<作り方>
豆腐は布巾で包み重しをして水切りしておく。
春菊の葉先を数枚残し、みじん切りにする。
刻んだ春菊と、卵、ご飯をボウルで混ぜる。
フライパンに油を敷き、ホットケーキリングなどを使い、ホットケーキを焼く要領で二枚焼き上げる。
水切りした豆腐を茶漉しなどで裏ごしし、絞り袋に詰めておく。
柿を3mmスライスし、4.にはさみ二段に積む。
柿を1~2mmスライスし数枚くるくると巻き、薔薇に見立てて組み立て6.に盛り付ける。
5.の豆腐を搾り出し、春菊の葉、苺、ブロッコリー、プチトマトを彩りよく盛り付ける。
<栄養ポイント>
【春菊】
シュンギク(春菊、Glebionis coronaria)は、キク科シュンギク属に分類される植物。
旬は11月~3月。春に花を咲かせ、葉の形がキク(菊)に似ていることから春菊と呼ばれている。
花言葉は「とっておき」「豊富」「私を信じて下さい」。
【春菊の栄養】
β-カロテンの含有量はほうれん草以上に豊富に含まれており、緑黄色野菜の中では断トツにトップ。
皮膚や粘膜を健全に保ち、細菌やウイルスの侵入を防ぐ。夜盲症、ドライアイ、疲れ目予防に効果が期待される。
ビタミンCは活性酸素を除去し、体内でウィルスの侵入を防ぎ白血球の働きを助け、免疫力を上げる。
また、肌や皮膚を健全に保ち、カルシウムを効率よく吸収する働きがあり、動脈硬化予防、ストレスの緩和にも役立つ。
ビタミンB1は、疲労回復、アルコール分解、イライラやストレス緩和、糖質のエネルギー代謝に役立つ。
ビタミンB2は、脂質のエネルギー代謝、生活習慣病予防。
ビタミンB6は、たんぱく質のエネルギー代謝、つわり、月経前症候群にも効果が期待される。
高血圧を予防するカリウム、貧血を予防する鉄、カルシウムなども豊富。
高血圧・痰の多い咳・のぼせ・頭重。
【春菊の香り】
特有の香りの成分には、αピネンとペリルアルデヒドいう成分によるもので、αピネンは、ひのきにも含まれておりリラックス効果が期待できる。
ペリルアルデヒドは、シソと同じ香り成分で、防腐作用がある。
この2つの成分が春菊のあの独特の香りにもなっており、副交感神経を優位にし体をリラックスさせ、消化吸収を助け、胃腸の調子を整える作用がある。
【柿】
嘔吐・口渇・疲労・食欲不振。
※産後、便秘、低体温の方は控えましょう。