帆立とパプリカの冷製カッペリーニ
調理時間 30分
夏の疲れた体を優れた栄養面からも、見た目のカラフルさからも癒してくれるパプリカを使ったひんやりしたパスタです。生でも美味しくいただけますが、焼いて皮をむくと柔らかくより甘みが増すので食べやすくなります。帆立の缶詰の煮汁は、それだけで美味しさが詰まっているスープですのでぜひ活用してみてください。
<材料>(1食分)
パプリカ(赤・黄) | 各30g | |
帆立 | 3個 | |
帆立貝柱の缶詰 | 20g | |
にんにく(すりおろしたもの) | 1/4片 | |
オリーブオイル | 大1/2 | |
酢 | 少々 | |
バジル | 5枚 | |
カッペリーニ | 50g |
<レシピ提供>
<作り方>
深めのフライパンにパプリカを入れ、蓋をして弱火で焼く。
(全体的に転がしながら焼き目をつけ、果肉が柔らかくなるまで焼く)
焼き目がついたパプリカを取り出し、冷めたら皮をむく。
種とへたを除いて食べやすい大きさに分ける。
ボウルにパプリカ、帆立、缶詰の貝柱と煮汁、にんにく、オリーブオイル、酢、ちぎったバジルを合わせ15分置く。
カッペリーニを茹で、冷水で冷やし乾いたふきんに取って水気を切る。
3.と軽く混ぜ合わせ器に盛り付ける。
<栄養ポイント>
パプリカは赤、黄色、オレンジ、紫、白など最近ではとても色の種類が多く、栄養価も色によって違いますが、ビタミンC、β-カロテン、ビタミンE、カリウムが豊富であることは共通です。
例えば、この時期に多く摂りたい疲労回復効果や免疫力を上げるビタミンCは、赤パプリカにはピーマンの2倍以上、抗酸化作用やガン予防に期待されるβ-カロテンは黄パプリカの5倍以上もあります。
色ごとに様々な恩恵を受けることができますので、日々のごはんに摂り入れると良いでしょう。
帆立に含まれるタウリンは魚介類でもトップクラスで、肝機能強化、コレステロールの低下、動脈硬化予防に期待がされています。
そのほか貧血に働く鉄やビタミンB12、新陳代謝を促す効果のある亜鉛などとても栄養素が豊富でありながらも、脂質が少ないのでダイエットにも適しています。
また旨み成分であるアミノ酸が含まれますので、食欲がない時のごはんの味つけや香りづけにもとても便利に使えます。