マッシュポテトとサバ缶のムサカ風
調理時間 30分
新じゃがと保存食としても便利なサバ缶を使ったカンタンレシピです。焼き上げたチーズで香りもアップ♪ボリュームがあるので運動量、年齢などを考慮して個々で調整して与えて下さい。
<材料>(1食分)
じゃがいも | 中1個(120g位) | |
サバ缶 | 1缶(食塩不使用タイプ) | |
トマト | 505 | |
セロリの茎 | 30g | |
ナス | 20g | |
豆乳または牛乳 | 50cc | |
EXバージンオリーブ油 | 小さじ1杯 | |
粉チーズ | 適量 | |
パセリ | 適量 |
<レシピ提供>
<作り方>
下準備として、
セロリの筋を取って1.5cm角に切り、トマトも1.5cm角に切ります。
ナスは1.5cm角に切り、水に浸してアクを抜き、水気を切っておきます。
フライパンにオリーブ油 小さじ1/2杯を入れ、トマト、セロリ、ナスをサッと炒めたら、サバ缶をほぐして汁こど加えます。
汁気が半分程度になるまで煮詰めます。
じゃがいもは洗って軽く水気を切り、皮ごと耐熱容器に入れ、ラップをし、電子レンジ(600w)に2分かけます。
取り出して返し、さらに2分かけます。
(目安はフォークがスーッと通るくらい)
温かいうちに皮をむき、芽があったら取り除きます。
フォークで潰してオリーブ油 小さじ1/2杯を入れて、豆乳を少しずつ加えて滑らかにします。
耐熱皿に3.を入れて、4.のマッシュポテトをのせ、平らに形を整えたら粉チーズをまんべんなくかけます。
オーブントースターで約10分表面が色付くまで焼き、パセリをちらして完成です。
<栄養ポイント>
<じゃがいも>
主成分であるデンプン(糖質)はエネルギーを作り出すための栄養素です。
また、抗酸化作用のあるビタミンCが豊富に含まれており、このデンプンがビタミンCを包み込んでいるため、加熱による損失が少なく効率よく摂取することができます。
貯蔵期間の長いじゃがいもより新じゃがのほうがビタミンCが多く含まれているそうです。
その他にも細胞内のナトリウム量を調整して余分な塩分を排泄する働きのあるカリウムやリラックス効果が期待できるGABAなどが含まれています。
<サバ>
不飽和脂肪酸のDHAは脳の活性化に、EPAは血液をサラサラにする効果があります。
缶詰は高圧で加熱されることによって骨ごと食べられるので、お刺身や焼き魚で食べる時と比較するとカルシウムがより摂取できます。
<トマト>
抗酸化力の高いリコピンやビタミンC、βカロテン、体内の余分な塩分を排泄してくれるカリウム、便秘解消やコレステロールを抑える効果のある水溶性食物繊維も含まれていて栄養価の高い野菜です。
リコピンは熱に強く、脂溶性なので油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。
<セロリ>
独特の香りがあり、好みが別れる野菜ですが、この香りに含まれるアピインというポリフェノールには、食欲増進効果や毛細血管の保護、鎮静、利尿、発汗など多くの作用があります。
その他、カリウムや食物繊維も豊富です。
<ナス>
皮にはポリフェノールの一種であるナスニンが含まれています。
コレステロール値を低下させる効果があるため、血管のトラブル予防が期待されています。