ひじきのワンタンスープ
調理時間 25分
つるんとした食感のワンタンスープは、麺を入れたり、炊いたごはんの上にかけておじや風にしたり、とバリエーションがいろいろと楽しめます。
時間のある時にたくさん作って冷凍しておけば、忙しい時や帰宅が遅くなった時にも、すぐに食事を用意してあげることができるのでとても便利です。
<材料>(1食分)
鶏ひき肉 | 70g | |
にんじん | 20g | |
ひじき | 小さじ1 | |
チンゲン菜 | 6g | |
ワンタンの皮 | 7枚 | |
ゴマ油 | 少々 | |
水 | 400cc |
<レシピ提供>
<作り方>
ひじきは、水(分量外)につけて戻し、水を切って小さく切っておく。
ひき肉に1.とゴマ油を加えて混ぜる。
2.を7等分して、それぞれをワンタンの皮で包む。
鍋に水と、適当な大きさに切ったにんじんを入れ、にんじんが柔らかくなったら、3.を入れて煮る。
4.のワンタンが浮いてきたら、適当な大きさに切ったチンゲン菜を加え、軽く煮て火を止める。
器に入れ、人肌適度に冷めればできあがり。
<栄養ポイント>
鶏肉にはタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は、筋肉や皮膚、内臓など、身体を作るのに欠かせない栄養素で、その他にも、ホルモンや酵素、免疫力を高める抗体を作る役割もあります。
また、鶏肉は、ビタミンAやB群、鉄、亜鉛なども含み、特にビタミンAの含有量はレバーに次いで多く、皮膚や粘膜を健康に保つ効果が期待できます。
ひじきには、骨や歯を強くするカルシウムが多く含まれていて、その含有量は、牛乳の約12倍とも言われています。
貧血予防に効果的な鉄分も豊富ですが、非ヘム鉄は消化吸収されにくいので、肉などのタンパク質と一緒に食べると効果的に摂取できます。
にんじんには、βーカロテンがとても多く含まれています。
βーカロテンは小腸で必要な分だけビタミンAに変換されて、残りは抗酸化作用を発揮して活性酸素を抑制します。
また、βーカロテンは、皮のすぐ下に多いので、皮は薄くむくか、無農薬のものを皮ごと食べるのがおすすめです。