手羽先とおくらのとろとろデトックススープ
調理時間 15分
雨が降ってジメジメする季節。
梅雨には、体の中の水分代謝がうまくいかず、むくみから体の重だるさや鬱々した気分になりがちです。
体の中の水分代謝が上手くいかないと、消化器系のトラブルも起きてきます。
そんな季節を元気に乗り切るデトックススープをご紹介いたします。
手羽先の骨は必ず取り除いてから給餌してください。
<作り方>
おくらはさっと下茹でして薄い小口切りにしておく。
その他の野菜は、わんちゃんのお口サイズに切る。生姜は千切りにする。
鍋に湯を沸かし、手羽先を入れ、火が通ったら生姜、長芋、白菜を入れ、柔らかくなるまで煮る。
もずくとおくらを入れ、ひと煮立ちしたら出来上がり。
手羽先の骨を取り除いてから器に盛り付ける。
<栄養ポイント>
鶏肉は、脂肪が少ない上にやわらかいので、消化しやすいというメリットがあります。
また、必須アミノ酸がバランスよく含まれ、筋肉の強化に効果的です。
手羽先には、皮膚のうるおいを保つコラーゲンやエラスチンなどが豊富に含まれ、
皮膚や粘膜を強化してくれるビタミンAも豊富で、免疫力をアップする作用もあります。
長芋は、山芋の仲間で、胃腸の調子を整えるとともに、
腎機能を強化して生命力を高める働きがあります。
ジアスターゼなどの消化酵素を多く含み、消化を促進するは働きがあり、
優れた滋養強壮効果があります。
おくらの特徴は、何といってもネバネバのぬめり成分。
その中の水溶性の食物繊維ペクチンに整腸作用があり、便秘にも下痢にも効果的。
コレステロールやナトリウム、糖質などの吸収を阻害するため、
生活習慣病を予防し、体の中の有害物質や発がん物質などを吸着して排出する効果もあります。
白菜は冬野菜の代表ですが、胃腸に働きかけて消化器系の働きを活性化する働きがあります。
体内の余分な熱をとり除き、尿の出を促したり、腸の蠕動運動を促進して、便秘を解消にも
役立ちます。
しょうがは、血行をよくして胃腸の冷えをとる働きがあり、
古くから百病を防ぐ万能薬として重用されてきました。
辛味の食材は、体の不要なものを発散させてくれる働きもあります。
また、細菌やウィルスを撃退する殺菌、抗菌作用の他、
魚の毒を消す解毒作用や消臭作用があります。