具だくさん!ゴボウのガレット
調理時間 25分
食物繊維が豊富でデトックス効果が高いと言われているゴボウを皮ごとすりおろして生地に混ぜてあります。ダイエット中のワンちゃんにもオススメです♪(体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
<材料>(1食分)
卵 | 1個 | |
木綿豆腐 | 50g | |
小麦粉又は米粉 | 大さじ2杯 | |
(米粉を使う場合、生地が破れやすいので片栗粉を小さじ1/2杯を加えます) | . | |
豆乳又は牛乳 | 50cc | |
ごぼう | 25g | |
キャベツ | 15g | |
人参 | 10g | |
シメジ | 10g | |
トマトの水煮缶(カットタイプ) | 大さじ2杯 | |
青海苔 | 適量 | |
桜えび | 適量 | |
米油又はお好みの油 | 小さじ1杯 |
<レシピ提供>
<作り方>
キャベツ・人参・シメジは、みじん切りにし、木綿豆腐はクッキングペーパー等で水気を絞っておきます。
ゴボウは、きれいに洗って皮ごとすりおろし、小麦粉・豆乳と混ぜ合わせて生地を作ります(A)。
フライパンに米油小さじ1/2杯を入れ、木綿豆腐を崩しながら、キャベツ・人参・シメジ・トマトの水煮も加えて汁気が残らない程度まで炒めます(B)。
大きめのフライパンに米油小さじ1/2杯を入れ(A)を丸く薄く広げるように焼きます。
※生地の直径は18cmくらい
4.の端3cm程度を空けるようにして(B)を乗せます。中央にくぼみを作り、卵を入れて蓋をし蒸します。
卵に火が通ったら(お好みの固さ)蓋を開けます。生地の裏面に焼き色が付いたら、端を4ヵ所折り畳んでお皿に盛り付けます。
青海苔・桜えびを散らして完成です。
(丸飲み派のワンちゃんには、喉に詰まらない大きさにカットしてあげて下さい。)
<栄養ポイント>
《鶏卵》
卵には、ヒヨコが育つための栄養素が全て含まれており、完全栄養食品と言われています。
そのタンパク質は20種類のアミノ酸からできていて、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
中でもメチオニンは、体の老廃物などの毒素を排泄してくれる働きがあります。
また、レシチンにはコリンとよばれる成分が含まれています。
コリンは、中性脂肪の量を調節する働きがあり、同時に血圧を低下させたり、脂質の代謝を正常にしてくれる働きもあるため、生活習慣病予防に効果があるとされています。
活性酸素の発生を抑制する働きがあるビタミンA・B6・Eなどのビタミン群も含まれています。
《豆腐》
「畑の肉」とも称される大豆から作られる豆腐。
そのタンパク質にはコレステロールの低下や血圧上昇を抑える作用があります。
また、栄養素の一つであるレシチンには乳化作用があり、血管に付着したコレステロールを溶かし、血流を良くするといった脂肪代謝機能があります。
その他、脳の活性化にも効果を発揮します。
活性酸素の抑制、発ガン抑制効果があると言われているサポニンも含まれています。
木綿豆腐にはタンパク質やミネラルが多く含まれ、絹ごし豆腐にはビタミン類が多く含まれる特徴があります。
《ゴボウ》
ゴボウに含まれる成分としては食物繊維が代表的です。
水溶性と不溶性食物繊維の両方がバランスよく含まれています。
水溶性食物繊維の一種、イヌリンには利尿作用があり、体内に溜まった不要な水分や老廃物を体外へ排泄するのに効果的で、腸の中の細菌のバランスを整える働きもあります。
不溶性食物繊維のセルロースやリグニンには腸の中の老廃物や毒素などを吸着し、便として排泄する働きがあります。
また、活性酸素を除去する抗酸化成分、ポリフェノールの一種であるサポニン、タンニン、クロロゲン酸などが含まれています。
さらに、ゴボウに含まれるアクチゲニンという成分がグルコース(ブドウ糖)の筋肉への取り込みをサポートすることで、脂質代謝や糖質代謝を改善する効果があるとされています。
《キャベツ》
キャベツには、ビタミンUが多く含まれています。
ビタミンUは別命「キャベジン」と呼ばれており、胃の粘膜の再生や強化に効果があります。
また、キャベツに含まれる葉酸は赤血球を作ったり細胞分裂をする際に必要な栄養素です。
その他にも、利尿作用のあるカリウムや骨や歯の強化に繋がるカルシウム、血液凝固作用のあるビタミンKが多く含まれています。