芽キャベツとホタルイカのワンポットパスタ
調理時間 15分
季節もそろそろ冬から本格的な春へ。そんなバトンタッチを、食事でも感じてみませんか?11月中旬から3月が旬の芽キャベツと、3月から5月が旬のホタルイカをコラボレーションさせました!
<材料>(1食分)
ホタルイカ | 50g | |
芽キャベツ | 30g | |
かぼちゃ | 30g | |
パスタ | 30g | |
マッシュルーム | 10g | |
豆乳 | 大さじ1 | |
水 | 適量 | |
オリーブ油 | 適量 |
<レシピ提供>
ペット食育協会
<作り方>
芽キャベツは外側の葉を1、2枚むき1つを4等分に、ホタルイカ・かぼちゃは食べやすい大きさに、マッシュルームはみじん切りにする。
フライパン(鍋)に薄くオリーブ油をひき、ホタルイカを炒める。
2.に軽く火が通ったら、野菜も入れてざっと混ぜ合わせる。
具材がひたひたに浸かる程度に水を入れる。
パスタを食べやすい長さに手で折りながら 4.の上に入れ、蓋をして10分ほど煮る(中~弱火)。
<栄養ポイント>
<芽キャベツ>
キャベツの変種。
一般的なキャベツに比べ、ほとんどの栄養成分において多く含まれています。
ビタミンCはキャベツの約4倍、血液の凝固促進や骨の形成に貢献しているビタミンKも約2倍。
βカロテンにおいては約14倍です。
他にも抗酸化作用があるルテインや、胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用があるビタミンUは、潰瘍の予防や治療に非常に高い効果が期待できます。
また、大根に含まれているジアスターゼ(でんぷん分解酵素)も多く、消化を助け、胃酸過多や胃もたれ・胸やけなどにも一役買ってくれそうです。
<ホタルイカ>
たんぱく質も豊富ですが、特筆すべき点はタウリンです。
タウリンは血糖値やコレステロールを下げて、疲労回復の効果が期待できます。
また、肝臓の働きを促進させ肝機能を高める効果もあります。
皮膚や粘膜の働きを正常にし免疫力を高めるビタミンAや、動脈硬化の予防や老化や病気の防止にも繋がるビタミンE、脳細胞や神経細胞を改善して精神を安定させる作用や赤血球を作るのに必要なビタミンB12、体中に酸素を運ぶ手助けをする銅も含まれています。
ホタルイカのメリットは、内臓ごと食べられる点。
この内臓にこそビタミンA・Eがたっぷり含まれています。
ただ、生の状態ですと寄生虫がいる可能性が高いため、加熱することをおすすめします。
<かぼちゃ>
野菜の中で、ビタミンEの含有量がトップクラスのかぼちゃは、ビタミンCやβ-カロテンなどの抗酸化物質を豊富に含み、がんや生活習慣病予防に効果的です。
ミネラルの一種であるセレンには抗酸化作用があり、がんや動脈硬化対策に有益です。
また細胞の老化を防ぐビタミンEの働きを強化してくれるうれしい効果もあります。