冷麺 ~梨のスープ~
調理時間 20分
暑さ残るこの時季に、梨を使ってスタミナUP!食欲UP!夏に食べ飽きて残ってしまった素麺を活用し、暑さで落ちた食欲でも喉ごし良く食べやすく。スープも飲み干して美味しく水分補給も・・・。
<材料>(1食分)
<具材> | ||
鶏もも肉 | 60g | |
ミニトマト | 2個 | |
ほうれん草 | 20g | |
きゅうり | 3cm | |
素麺 | 20g | |
<スープ> | ||
梨 | 1/8個 | |
酢 | 小さじ1/4程度 | |
塩 | 軽くひとつまみ程度 | |
鶏肉の煮汁 | 適量 | |
<その他> | ||
ゴマ油 | 少々 | |
おろし生姜 | チューブで1cm程度 |
<レシピ提供>
ペット食育協会
<作り方>
素麺を柔らかめに茹で、水で洗いゴマ油をまぶしておく。
鍋に、鶏もも肉・おろし生姜・肉が浸かるか浸からない程度の水を入れ煮る。
肉が茹で上ったら冷まし、食べやすい大きさに切るか手で割いておく (煮汁は捨てない)。
ほうれん草をラップでくるみ、電子レンジで加熱する(600Wで30秒ほど)。柔らかくなったら水にとり、しぼって細かく切る。
ミニトマトは皮をむき、1/4から1/8のサイズに切る。
きゅうりは粗みじん切りにする。
梨をすりおろし酢・塩・肉の煮汁を入れて混ぜる。
1.と3.を和えて器に盛り、4.のスープをかける。
*スープは冷蔵庫で冷やしておいても良いですし、冷やしすぎたくないのならそのままかけても良い。
<栄養ポイント>
<梨>
成分の90%近くが水分です。
ビタミン類は少ないのですが、アスパラギン酸が含まれているので、疲労回復に有効。
消化酵素を含み、肉類のたんぱく質を分解する作用もあります。
便通を整える効果がある、ソルビトールも含んでいます。
他にもさまざまな薬効がありますが、特筆なのが解熱作用です。
風邪で熱がある、同じ風邪でも咳が出る・喉が痛い・痰がからむなどの場合にも有効だと言われています。
また、お酒を飲まれる方や二日酔いの方も、飲まない方やペットにも嬉しいのが、梨には肝臓を保護し食物の消化を助ける効果も期待できます。
<ほうれん草>
ポパイの漫画で「ほうれん草=栄養いっぱい!パワーがつく!」というイメージを抱く人も多いと思いますが、まさに総合栄養野菜と呼ばれるほど栄養豊富な野菜です。
代表的な栄養素といえば、赤血球を作る材料になり、貧血予防に役立つ鉄分。
活性酸素の働きを抑制することでガンの予防などの効能がある、抗酸化作用の代表格βカロテン。
免疫力を高めて風邪の予防に役立つビタミンC。ビタミンCはビタミンEと一緒に食べることでより効果が高まります。
摂りすぎた塩分を体外に出すカリウム。
スーパーでは通年見かけるほうれん草ですが、旬は11月~2月にかけての寒い時期。
夏場に出回るほうれん草と比べてビタミンの量は約3倍で、甘みも増します。