肉巻き高野豆腐の酢豚風
調理時間 20分
<材料>(1食分)
高野豆腐 | 8g | |
豚薄切りロース | 3枚(約50g) | |
にんじん | 20g | |
パプリカ赤 | 15g | |
パプリカ黄 | 15g | |
ピーマン | 15g | |
しいたけ | 15g | |
カットトマト缶 | 大さじ2 | |
水 | 150cc | |
酢 | 小さじ半分 | |
ゴマ油 | 小さじ1 | |
水溶き片栗粉 | 適量 | |
片栗粉 | 適量 | |
ドライパセリ(あれば) | 適量 | |
分量外の揚げ焼き用油 | 大さじ4 |
<レシピ提供>
<作り方>
高野豆腐をたっぷりの水に浸し、吸水させ高野豆腐が約2倍ほどになるまで戻し、戻したらギューっと水をシッカリきります。
にんじんは皮をむき食べやすいサイズに切ります。赤、黄パプリカ、ピーマンも食べやすいサイズに切ります。しいたけは薄切りにします。
(2)を耐熱のお皿に入れ軽くラップをし600wの電子レンジで2分加熱し火を通しておきます。
(1)を3つに切り、豚薄切りロースを巻き片栗粉をまぶします。
フライパンに分量外の揚げ焼き用油を入れ火をつけ、中火で(4)を揚げ焼きにし四方に火を通しペーパータオルを敷いたお皿で油をきります。この時フライパンの残った油を拭き取っておきます。
もう一度フライパンに火をつけ(5)と(3)ゴマ油を入れ全体に中火で炒め合わせ水、カットトマト缶、酢を加え一煮立ちしたら水溶き片栗粉を加えとろみがついたら火を止めます。
全体に冷めたら(6)の肉巻きにした高野豆腐を食べやすいサイズに切り全体を器に盛り付けドライパセリを散らします。
<栄養ポイント>
【高野豆腐】
元は大豆から作られた豆腐を凍らせ干した食材になります。大豆に含まれる栄養成分サポニンは、血中コレステロールを下げ動脈硬化や高血圧予防する働きがあるといわれています。また、大豆に含まれるイソフラボンは美肌効果や新陳代謝を高める効果が期待されます。そして、高野豆腐はカルシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガンなどのミネラルが豊富です。
【豚肉】
豚肉は、ビタミンB1を豊富に含み、ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変えてくれる役目をします。
脳の働きを良くするといわれている、ビタミンB12も多く含まれています。また、ビタミン様物質といわれるL-カルニチンは、脂肪を代謝させる重要な働きをするので、そういうことからもダイエットにつながると期待されています。
【パプリカ】【ピーマン】
パプリカにはβカロテン、ビタミンC、P、Eが豊富で熱に弱いといわれているビタミンCも加熱をしても壊れにくいという特徴を持っています。βカロテンは油で炒めることにより吸収率が上がります。赤パプリカは、βカロテンが豊富、黄パプリカは、ビタミンCが豊富に含まれています。
ピーマンとパプリカは、栄養素が殆ど同じです。パプリカに比べると少し栄養価は劣りますが、血液をサラサラにするといわれているピーマン独特の匂い成分ピラジンを含みます。
【にんじん】
にんじんは、βカロテンを豊富に含みます。
βカロテンは、体内でビタミンAに変換され使われます。ビタミンAは、皮膚や肺、気管支などの上皮組織を細菌やウイルスから守る役目があるといわれています。
【椎茸】
椎茸には、椎茸とマッシュルームにしか含まれない、コレステロールを下げ血液をサラサラにする【エリタデニン】という成分をもっています。
カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ビタミンB1、B2も多く含み、多糖類の一種であるβグルカンは免疫力を働かせやすくする効果が期待されています。また、旨味成分のグルタミン酸や食物繊維も豊富です。