1）岩や流木

自然界にあるものを水槽内に持ち込めば、それだけで水槽内が一気に自然界を切り取ったような雰囲気が出ます。おすすめは岩や流木。特に流木は形状もダイナミックで熱帯魚たちの隠れ家にもなるので、水槽内に設置すれば一気にオシャレ度がアップします。

【オシャレに魅せるコツ】

自然界の風景を切り取ったように見せるには、水槽の後ろから並べていくのがコツです。

2）バックスクリーン

水槽の奥側の面に水槽の背景となるバックスクリーンを設置する方法です。 水槽内をシンプルなレイアウトにしすぎて少し寂しいと感じる方はぜひバックスクリーンを水槽の背面や、側面に貼りましょう。水槽の印象がガラリと変わります。

【オシャレに魅せるコツ】

無地のほか、柄や風景がプリントされたものもあります。部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。

3）照明器具

照明器具の種類によって、水槽全体の雰囲気も変わります。また、照射時間をコントロールすることで照射過多によるコケ発生の軽減や、お魚の体調管理に役立ちます。

【オシャレに魅せるコツ】

LEDで水草を明るく照らせば水草の清涼感が出せます。また、照明の色によって雰囲気を変えることもできます。例えば、青みがかった照明器具で水槽全体を照らすと、水槽内が幻想的な雰囲気になります。

1）リシア

もともと浮き草のリシアですが、アクアリウムでは沈めて用います。水槽にボリューム感のある絨毯や丘陵を作ることができます。

2）マツモ

生育しやすいためはじめての方でも安心です。根もなく水中を漂う浮遊性の植物で、鮮やかなグリーンを水槽内にもたらしてくれます。

3）ウィローモス

庭園の岩に生えているオシャレ苔のような感じで、鮮やかなライトグリーンが美しいウィローモス。確かに、オシャレな水草水槽に多く使われている印象があります。流木や岩に活着させれば、さらにオシャレ度アップ！成長するとボリューム感のある茂みを作れます。

4）キューバパールグラス

葉の大きさが2〜3mmと小さく、草丈が短い水草で、光合成している時に葉から気泡が出ることで有名です。極小の葉が美しい緑の絨毯を作り上げてくれるので、オシャレな水槽をめざすならできるだけ密生させて植えましょう。

1）三角レイアウト

水槽構図のなかでも人気が高く、はじめての方におすすめの構図です。水槽の右端もしくは左端を水面まで流木や水草を届かせて高さを出し、もう片方の端に向けて徐々に高さを下げていく配置です。水槽の片側に広い空きスペースができるので、多くのお魚を泳がせることができます。

2）凹型レイアウト

水槽の中央付近に空間を作り、水槽左右は水草や石、流木でボリュームを出していくレイアウトです。水槽内が広く見えたり、奥行きがあるように見えます。両端に素材を盛るのでレイアウト素材が多めに必要になります。また、お魚が泳ぐ空きスペースがやや少なくなります。

3）凸型レイアウト

水槽の中央部に一番高い位置を持ってくるレイアウトのことです。この凸型レイアウトは熱帯魚が泳ぐスペースを広く取れます。また、流木などのアイテムや水草をある程度中央部に集めて設置することになります。その結果、ガラスに近い部分は空きスペースが多く、ガラス面の掃除が非常にやりやすいという特徴があります。