そろそろ寒くなってきたし、水槽にヒーターを設置した方が良いのかな・・・

でも、ヒーターってどうやって設置するんだろう・・・?難しくないかな・・・?

こちらの記事は、これからヒーターの購入を考えている人、購入したばかりの人向けの内容です!

準備するもの

1.水槽用ヒーター

水槽用ヒーターは大きく3種類に分けられます。
それぞれの特徴も異なるため、最適なヒーターを選びましょう。
こちらのページでも、3つの質問に答えるだけであなたの水槽に最適なヒーターをお調べします!

1.温度固定式ヒーター
電源を入れるだけで水温を固定してくれます。26℃や23℃、18℃などで飼育する魚種に対応した水温設定ヒーターが販売されており、本体価格もお手軽なものが多いです。

2.温度調節式一体型ヒーター
15℃~35℃などダイヤルなどで設定温度を変更することができます。飼育する魚種や病気のときの温度調整に便利です。

3.温度調節式セパレート型ヒーター
15℃~35℃などダイヤルなどで設定温度を変更することができます。飼育する魚種や病気のときの温度設定に便利です。温度調整をするサーモスタットという器具と保温をするヒーターが別々になっているため、万が一どちらかが故障したり製品寿命がきても、欲しい方だけ購入すれば良いので長い目で見れば経済的です。

 

2.水温計

正確に水温を測れる、水槽用の水温計(別売)を用意しましょう。
「全然暖まらない!」「設定した水温になってない!?これってヒーターの故障!??」
「水温計が故障していた。」「そもそも水温計をつけていなかった」ということも稀にあるため、水温計も忘れずに用意しましょう。

3.エアレーション用エアポンプ、または、ろ過装置

水を攪拌させるために、エアレーション用エアポンプ、または、ろ過装置を使いましょう。
冷たい水に熱いお湯を注いでも、すぐには全体が温まらないのと同じで攪拌してあげる必要があります。

 

さぁ、設置しよう!

基本的な取り付け方

1.新しく水槽を立ち上げる場合は、水槽内に約2/3の水を入れ、お湯と水を交互に足し水温計を見ながら希望の水温に調整する
2.ヒーターカバーにキスゴムを取り付け、水槽内面に固定する(図中②)
  ヒーターによっては縦置き設置できないものもあるので、取扱説明書をよく確認しましょう!
  ※ヒーターは砂利のかからない位置に設置をしてください(砂利に埋めない)
3.ヒーターの差し込みプラグをコンセントに差し込む(図中③)
※水温計は、ヒーターから離れた位置に設置しましょう(正確に温度をはかれます)

1.温度固定式ヒーターの取り付け方

温度固定式のヒーターは、コンセントに差すだけで自動で保温を開始します。
「基本的な取り付け方」の1~3を行うだけで、自動で設定温度に保温をしてくれるので、初めてでも安心です。

 

2.温度調節式一体型の取り付け方

温度調節式一体型のヒーターも、「基本的な取り付け方1~2」と同じ手順で準備をします。
差し込みプラグをコンセントに差す前に、「温度調整ダイヤル」で希望の温度に設定をしましょう。
設定が終われば、差し込みプラグをコンセントに差すだけで、設定した温度に保温をします。

 

3.温度調節式セパレート型の取り付け方

温度調節式セパレート型は、「サーモスタット」と「ヒーター」の両方を取り付ける必要があります。
1.新しく水槽を立ち上げる場合は、水槽内に約2/3の水を入れ、お湯と水を交互に足し水温計を見ながら希望の水温に調整する
2.サーモスタットと本体を高い位置の壁などに、市販のフックなどで取り付ける(図中②)
3.ヒーターカバーにキスゴムを取り付け、水槽内面に固定する(図中③)
4.センサーをヒーターから離れた位置にキスゴムで固定する(図中④)
5.ヒーターの差し込みプラグをサーモスタット本体のヒーター用コンセントに差し込む(図中⑤)
6.準備完了

※イラストの都合で、水温計をヒーターのそばに設置していますが、ヒーターから離れた位置に設置しましょう

ポイントは、

センサーを必ず水中に固定すること!
センサーが「いま、水槽の中は何度かな??ヒーターさんに温めて!って指示を出した方がいいのかな?」と判断をしてくれます。
そのため、「温かいヒーターのすぐそば」にセンサーを置いてしまうと、「水温良し!もう温めなくて良いぞ~」という誤った指示を出してしまうので、センサーの設置位置には気を付けましょう。

 

注意点!

・サーモスタットは本体を逆さにしたり、濡らしたりしない
・サーモスタット本体を器具の上に置かない
・バケツ・プラケースなどで使用しない※発泡スチロールや衣装ケースでの使用もお控えください
・ヒーターを空気中に出さない

よくある質問特集!

ヒーターの使用開始時期

ヒーターはいつ頃から使えば良いのでしょうか?また、いつまで使えばいいのでしょうか。

回答

地域差や朝晩の冷え込む時期にも左右されますが、室温が設定温度よりも低い状態が続くようであればご使用ください。

メダカへのヒーター

うちはメダカを飼育しています。メダカにもヒーターは必要なのでしょうか?

回答

冬場は水温が10℃以下になると活動が鈍くなり、エサもほとんど食べなくなります。(冬眠状態になる)

そのため冬場も元気にエサを食べる様子を観察したい場合や冬場も繁殖をさせたい場合はヒーターをご使用いただくことをおすすめいたします。

金魚へのヒーター

うちは金魚を飼育しています。金魚にもヒーターは必要なのでしょうか?

回答

冬場は水温が10℃以下になると活動が鈍くなり、エサもほとんど食べなくなります。(冬眠状態になる)

そのため冬場も元気にエサを食べる様子を観察したい場合はヒーターを入れることをおすすめいたします。

 

 

ヒーターを正しく設置して、寒い季節も快適なアクアリウムライフをお送りください!

こちらのページでも、3つの質問に答えるだけであなたに最適なヒーターをお調べします!