『PURE』は「純粋な」「清潔な」「きれいな」という意味。PET LIFE TECH、ペットとの新しい暮らしを技術とアイデアで変えていく。文字を囲むのは、そんなペットと人との新しい暮らし方を実現する場所、「家」をイメージしています。

 

■マーケティング担当者の言葉

PUREマーケティング担当
マーケティング部 土井叶夢 と 飼い猫のヨルくん

 

───ブランド名「PURE」に込めた意味は

土井:「PURE」は日本語で純粋、清潔、きれい、というような意味ですが、私たちはそこにもう一つ、「愛情」という概念を持たせて、外に向けたメッセージは「PURE、という愛情」というコピーを採用しています。私も猫やうさぎ、たくさんの動物と暮らす飼育者の一人ですが、ペットたちに本当に愛情を注ぐには、やっぱり気持ちの「ゆとり」や「時間」も大切だな、と思いました。 

 

 ─── 「時間」ということに価値を持たせるということですか

土井:はい、なんとなく、『お世話を楽にするもの』という機能ベネフィットだけを軸にしてしまうと、ブランドが叶える世界がすごく狭くなってしまうと思いました。もっと大きな枠で、飼育者の人生、一緒に暮らすペットの一生、という視点で考えると、ブランドとして果たせる役割があるのでは、と考えました。

その一つが、そもそも、一緒に暮らすペットと、飼育者であるオーナーは別々の人生を歩んでいて、それぞれにとって、それぞれの大切な『時間』があるのでは、という考え方です。

それぞれの生活や時間を平等に考えて、お互いが一緒に暮らしていく。そんな世界がつくれたらいいな、と思っています。

 

 ─── 具体的にはどんな課題(問題)がありますか

土井:一般社団法人ペットフード協会によると、非飼育者の中で飼育意向がある人(飼ってみたい)への調査で、「飼育しない理由」を聞くと、上位に『長期の旅行ができない』『十分に世話ができない』という理由があがってきます。

これは、日本が少子高齢化、そして単身や共働き世帯が確実に増えていく中で、ペット業界が「解決しなければならない問題」の一つです。決して、無理をしてペットと暮らすのではなく、ペットも、飼育者も、同じように自分たちの『時間』を大切にして、快適なものにしていくことが、変化している人の暮らし方や家族構成、また少子高齢化への対策になるのではないかと考えています。

 

■商品開発担当者の言葉

商品開発担当
商品開発部 水谷 綾

 

───  PUREブランド開発で苦労したことは

水谷:私も猫と一緒に暮らしていますが、ペットは子供や家族と同じような、大切な存在です。自動トイレやドライヤーなど、ペットに関わる用品ということで、特に品質に対しては慎重に開発しています。たとえ品質のために商品原価が高くなっても、開発期間が長引いても、品質は最優先にすべきだと考えました。

開発チームは私を含めて10人以上で、設計から電気関係、デザイン、またスマホアプリの開発まで、ジェックスと海外提携工場総動員で開発にあたりました。


─── PUREブランドの商品が実現できることはどんなことでしょうか

水谷:はい、犬、猫で多少異なりますが、まず、犬を飼育する場合は2泊、3泊と家を完全に犬だけにするのは現実的に難しいと思います。それは、例えば食事やトイレのお世話を機械が自動的にしてくれたとしても、犬にとっては「今までいた家族がいなくなった」と思ってしまい、とても大きなストレスになります。

犬は群れで生活してきた生きもので、主従関係を家族の中に認識すると言われますので、そもそも、長い間ひとりぼっちにするような環境にしてはいけないと思います。ペットホテルなどを利用する手段もありますが、それもあまりに長期だと、犬にとってはかわいそうですね。できれば、友人や親類など、犬が覚えている人を頼るのがいいのではと思います。

ですので、PUREブランドが犬との生活でお助けできるのは、日常のお世話を楽にして、飼育者の時間をよりゆとりあるものにする、ということです。

シャンプーやお散歩のあとのドライヤーハウスの使用や、集毛・消臭機、フードフィーダー(給餌器)はその役目を果たせると思います。


─── 猫の場合は状況は違いますか

水谷:お散歩しなくても、室内だけで暮らすことのできる猫の日常のお世話は、ごはんとトイレ、あとは一緒に遊んであげたり、ゆっくりとした時間を一緒に過ごしたり。1日家を空ける場合も、寂しがって鳴き続けたり、ストレスからいたずらしたり、ということも少ないので、犬と違って飼い主さんの心配も少ないかもしれません。それでも、仕事や旅行で2泊、3泊、というのは猫の飼育者さんでも心配だと思います。その心配の理由は、猫が寂しがる、、、というよりも、ごはん、水、そして『トイレ』です。

 

 ─── トイレが一番の心配事なのですか?

水谷:はい、もちろんすべての猫にあてはまるわけではありませんが、猫は『トイレ』に敏感な子が多いです。よく猫がトイレをしたあとで砂をかけたり、トイレから素早く離れたりすることがあります。これは、野生では縄張りを持つ猫が、自分のニオイを残したくない、という本能から来る行動です。

つまり、トイレが汚れたままだと猫はストレスを感じて、トイレ以外のところで糞尿をしたり、トイレ自体を我慢してしまうことも。これはもちろん、健康に良くないことです。

PUREブランドの猫の自動お掃除トイレは、最長約2週間、トイレを清潔に保つことができます。これは、飼い主さんにとっても、猫にとっても、お互いの自由で快適な時間を同時に手に入れることができる、すばらしい商品です。

 

 ─── PUREシリーズの特徴をまとめると

水谷:ジェックスがペット用品製造の強みを活かしてシリーズ化した『PURE(ピュア)』は、すべての機器を一つのスマホアプリで設定、管理できるようにしました。

フードフィーダー(給餌器)、エアクリーナー、ドライヤーハウス、猫用自動トイレ、と、4種類の機器を一つのアプリで、もちろん、WiFi接続なので外出先からでも操作が可能です。

また、365日保証やジェックスカスタマーサービスならではの細やかなアフターフォローも、高額な機器の購入の検討には、一つの大きな選択基準になるのではないでしょうか。特に、家族であるペットたちのための機器は、品質が最重要です。ぜひ、安心して、家族であるペットたちとの新しい暮らしづくりのお役に立てればと思います。

 

お問い合わせ先:ジェックス株式会社

カスタマーサービス 072-966-0054