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研究事例

続報 アクアリウムに発生するスネールの誘引トラップに関する研究

平成20年度 日本ベントス学会・プランクトン学会発表

水槽に発生するスネールを効果的に駆除できる商品を現在開発中です。薬剤を使用すれば簡単に駆除できるのですが、飼育している魚や水草にも影響を及ぼす危険があります。そのため、誘引トラップを使った駆除が最も効果的であるという結論になりました。もっとも誘引効果の高い餌の開発に現在着手しています。その中で、奈良女子大学の遊佐陽一准教授、多木化学株式会社様にご協力いただき、日本貝類学会で発表したサカマキガイを最も誘引する餌を利用して、さらに誘引力を高めるための研究を続けてきました。

これまで野菜などさまざまな餌で比較を行ってきた結果、サカマキガイの誘引力が最も高かったのは動物性原料を主成分とした人工飼料(以下 貝誘引飼料)でした。しかしこの貝誘引飼料は水の溶解性が高く、効率的に貝を誘引するには定期的に交換しなければなりません。そこで貝誘引飼料に樹脂コーティングすることで交換なしで長期間貝を誘き寄せられる(残効性のある)貝誘引飼料の検討を試みました。

平成20年度 日本ベントス学会・プランクトン学会発表

アクアリウムに発生するスネールの誘引トラップに関する研究

その結果、樹脂コーティングを施した貝誘引飼料(以下コーティング飼料)と樹脂コーティングを行っていない貝誘引飼料(以下非コーティング飼料)のサカマキガイ誘引効果を比較したところ、水槽への投入直後の誘引効果は非コーティング飼料のほうが高かったが、投入後72 時間後あたりから貝の誘引効果が逆転、最終的にコーティング飼料のほうが約一週間後ほどの誘引効果の残効性が確認できました。

これらの研究を積み重ねよりよい製品開発を行っていきます。